入院にいくらかかったか


2003年9月に血管腫という病気で、手術を受けるために入院しました。
手のひらと手首にできた静脈石と、腫瘍のためにでこぼこした血管の一部を摘出しました。
手の手術は意外に難しいのです。
肉のわりに血管、神経、骨が密集していて、神経を傷つけると指が動かなくなってしまいます。
その為、顕微鏡を見ながらの4時間近くの手術となりました。もちろん全身麻酔でございます。(^^;
血管の手術だったせいか、入院期間もちょっと長くて2週間入院しました。
その時にいくらの費用が必要だったのか、書いてみたいと思います。

近くの病院で診てもらい、手術を受けた病院へ紹介状を書いてもらう 2,190円
入院までの通院にかかった費用(4回通院) 約15,000円
14日間の入院で病院に払ったお金 270,310円
入院中の雑費 6,068円
手術後の通院9回 18,740円
パジャマ・ねまき 6,550円
電車賃 7,800円
合計金額 約326,658円


各項目の内容などですが

入院までの通院にかかった費用
計4回通院して、診察・レントゲン撮影・MRI撮影・手術前の全身の健康診断などを受けました。健康診断では普段受けているものより、もっとたくさんの事を検査しました。
入院までにかかった費用が「約」となっていますが、息子と一緒に通院した時があり、家計簿に二人の合計金額で書かれていたためです。実は領収書は確定申告の医療費控除を受けるときに全部提出してしまっていて手元に残っていません。でも実際の金額と3,000円も差はありません。

14日間の入院で病院に払ったお金
入院した病院はもともと全部個室になっていました。
一番安い部屋はトイレがなく5,000円でしたが、私はシャワー室とトイレがついている部屋を選んだので1日10,000円の部屋を利用しました。贅沢?(^^;
入院費用270,310円のうち、140,000円は部屋代という事になります。
やっぱり5,000円の部屋で十分だったと後でちょっと後悔しました。

入院中の雑費
入院時に用意するものを病院で指示されました。ねまきはあらかじめ買っておきましたが、T字帯などの小物を病院の売店で購入しました。手術していない右手は使えたので、コインランドリーで洗濯も何度かしました。あとはテレビカード。(^^; これは高かったので1回か2回しか買っていません。

手術後の通院9回
9月は3回通院しましたが、それ以降は月に1回のペースで通院していました。
ここに書いてある金額は月1回通院していた時までです。
その後の通院は3ヶ月に1回となり、半年に1回のペースとなりました。(これは上記の金額に入っていません)
現在は通院していません。

パジャマ・ねまき
パジャマは入院用に自分で購入しました。
ねまきはゆかたです。前が開くものを手術時に着ました。こちらは病院で用意するように言われたので買いました。


次に戻ってきたお金の事を書いてみたいと思います。
高額療養費 原則的には同一被保険者(又は同一被扶養者)が同一医療機関(科が別だと同一とみなさない)で同一月に負担した金額が一定額を超えた場合について健康保険から払い戻される事になっています。
私は自分が手術を受ける時、急ぐ手術ではなかったので同一月に医療費がまとまるように1日に手術を受けました。(オペをしてくださる先生のスケジュールと相談しながら)
実際には前日に入院したので、その分は含まれませんでしたが、2週間の入院費とその後の通院費のかなりの額が返ってきました。
私の健康保険は主人の社会保険の家族なので、主人に会社の保険組合に問い合わせてもらって申請用紙をもらい手続きしました。
振込みを受けたのは翌年の1月でした。
104,748円
生命保険の
入院給付金
私の加入している生命保険の入院特約です。
5日以上の入院で1日5,000円の入院給付金がもらえます。
最初の4日間は対象外だったので、10日分もらいました。
しかし、手術給付金は血管腫の手術は対象外ということで出ませんでした。
生命保険会社に電話して書類を送ってもらいました。特に診断書を病院で書いてもらわなくても良かったと記憶しています。
こちらは振込みまで早くて1ヶ月もかかりませんでした。
50,000円
合計金額 154,748円

こうやって見てみると、2週間の入院でも思っていたよりは出費が少なかったように思います。
そんなに無理して医療保険に入らなくても、貯金でまかなえるのでは・・・?と感じました。
それと高額療養費にしても保険の入院給付金にしても、1度自分で入院費用を払ってからの給付となります。
保険に入っているから安心というのではなく、やっぱりある程度の貯金は必要ですね。
ただ、保険適用外の高度先進医療などの治療を受けた時などの出費のことは想像もつきません。
そういう場合は医療保険が頼りになるのでしょうか。

あとは医療費控除(確定申告)を受けました。
これは1年間に支払った医療費が10万円または年間所得(給与所得控除後の金額)の5%を超えた場合、確定申告で医療費控除(200万円を限度とする)すれば税金が還付されます。これは私だけでなく、生計を共にする者が対象ですので、家族全員での確定申告となります。給付を受けた高額療養費、生命保険の入院給付金を差し引いて申請しましたので、たくさんは帰ってきませんでした。(家族全体で12,120円)


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